如来光明の礼拝式 昏暮の礼拝

南無阿弥陀仏 三礼 (なむあみだぶつ さんらい)

至心に感謝す (ししんにかんしゃす)

大慈悲に在ます我らが如来よ (だいじひにましますわれらがにょらいよ)
如来が与え給える明き光と (にょらいがあたえたまえるあけきひかりと)
清き気と新しき糧とに依て (きよきえいきとあたらしきかてとによりて)
今日一日のつとめを果たしたる (こんにちいちにちのつとめをはたしたる)
恩徳を感謝し奉る (おんとくをかんしゃしたてまつる)
又如来の神聖と正義と (またにょらいのしんせいとせいぎと)
恩寵との光明を被むり (おんちょうとのひかりをこうむり)
今日聖意に契う (こんにちみむねにかのう)
務めを得たりしは (つとめをえたりしは)
全く聖寵の然らしむる処 (まったくみめぐみのしからしむるところ)
深く其の恩徳を (ふかくそのおんとくを)
感謝し奉る (かんしゃしたてまつる)

如来光明歎徳章

仏阿難に告たまわく。 (ほとけあなんにつげたまわく)
無量寿如来の威神光明 (むりょうじゅにょらいのいじんこうみょう)
最尊第一にして諸仏の光明 (さいそんだいいちにしてしょぶつのこうみょう)
及ぶこと能わざる所なり (およぶことあたわざるところなり)
是故に無量寿如来を (このゆえにむりょうじゅにょらいを)
無量光仏 無辺光仏 (むりょうこうぶつ むへんこうぶつ)
無礙光仏 無対光仏 (むげこうぶつ むたいこうぶつ)
炎王光仏 清浄光仏 (えんのうこうぶつ しょうじょうこうぶつ)
歓喜光仏 知慧光仏 (かんぎこうぶつ ちえこうぶつ)
不断光仏 難思光仏 (ふだんこうぶつ なんしこうぶつ)
無称光仏 超日月光仏 (むしょうこうぶつ ちょうにちがつこうぶつ)
と号し奉る。 (とごうしたてまつる)
其れ衆生ありて (それしゅじょうありて)
斯光に遇うものは三垢消滅し (このひかりにあうものはさんくしょうめつし)
身意柔軟に 歓喜踊躍して (しんににゅうなんに かんぎゆやくして)
善心生ぜん (ぜんしんしょうぜん)
若三途勤苦の処にありて (もしさんずごんくのところにありて)
此の光明を見たてまつらば (このこうみょうをみたてまつらば)
皆休息を得て亦苦悩なく (みなくそくをえてまたくのうなく)
寿終の後皆解脱を蒙らん。 (じゅしょうののちみなげだつをこうむらん)
無量寿如来の光明顕赫にして (むりょうじゅにょらいのこうみょうけんかくにして)
十方を照耀す諸仏の国土に (じっぽうをしょうようすしょぶつのこくどに)
聞こえざることなし (きこえざることなし)
但だ我今其光明を (ただわれいまそのこうみょうを)
称するのみにあらず (しょうするのみにあらず)
一切の諸仏声聞縁覚諸の (いっさいのしょぶつしょうもんえんがくもろもろの)
菩薩衆もことごとく (ぼさつしゅもことごとく)
共に歎誉したもうこと (ともにたんよしたもうこと)
亦また是のごとし。 (またまたかくのごとし)
若衆生ありて其光明の (もししゅじょうありてそのこうみょうの)
威神功徳を聞て日夜に称説して (いじんくどくをきいてにちやにしょうせつして)
至心不断ならば意の所願に随いて (ししんふだんならばこころのしょがんにしたがいて)
其国に生ずることを得て (そのくににしょうずることをえて)
諸の菩薩声聞大衆に共に (もろもろのぼさつしょうもんだいしゅにともに)
歎誉して其功徳を称せられん (たんよしてそのくどくをしょうせられん)
其然して後仏道を得る時に至りて (そのしこうしてのちぶつどうをうるときにいたりて)
普く十方の諸仏菩薩に其光明を (あまねくじっぽうのしょぶつぼさつにそのこうみょうを)
歎ぜられんこと亦今の如くならん (たんぜられんことまたいまのごとくならん)
仏の言わく我無量寿如来の (ほとけののたまわくわれむりょうじゅにょらいの)
光明威神の巍巍殊妙なることを (こうみょういじんのぎぎにゅみょうなることを)
説かんに昼夜一劫すともなお (とかんにちゅうやいっこうすともなお)
未だ尽すこと能わじ (いまだつくすことあたわじ)

至心に懺悔す (ししんにさんげす)

法身と智慧と解脱の。 (ほっしんとちえとげだつの)
三徳を備え給う如来に告白し奉る (さんとくをそなえたもうにょらいにこくはくしたてまつる)
自信は現に是れ罪悪の凡夫 (じしんはげんにこれざいあくのぼんぷ)
心の至らざるよりして (こころのいたらざるよりして)
作す可らざる罪を造り (なすべからざるつみをつくり)
作すべき殊を怠るの罪に陥れり (なすべきことをおこたるのつみにおちいれり)
是れ皆な自からの過なり (これみなみずからのあやまりなり)
実に大いなる過りなることを感じて (げにおおいなるあやまりなることをかんじて)
至心に懺悔し奉る (ししんにさんげしたてまつる)
今より後は悔い改め (いまよりのちはくいあらため)
邪悪を捨て正善に (よこしまをすてただしきに)
就かんことを誓い奉る (つかんことをちかいたてまつる)
願わくは恩寵に依て (ねがわくはみめぐみによりて)
再び過に陥ること無く (ふたたびあやまちにおちいることなく)
正しき人と為さしめ給え (ただしきひととなさしめたまえ)

至心に讃礼す (ししんにさんらいす)

南無無量寿仏 (なむむりょうじゅぶつ)

本有法身阿弥陀尊 (ほんぬほっしんあみだそん)
迹を十劫に垂れ在し (あとをじっこうにたれましし)
本迹不二なる霊体の (ほんじゃくふになるれいたいの)
無量寿王に帰命せん (むりょうじゅおうにきみょうせん)

南無無量光仏 (なむむりょうこうぶつ)

十方三世一切の (じっぽうさんぜいっっさいの)
法報応の本地なる (ほっぽうおうのほんじなる)
独尊統摂帰趣に在す (どくそんとうしょうきしゅにます)
無量光を頂礼す (むりょうこうをちょうらいす)

南無無辺光物 (なむむへんこうぶつ)

如来無辺の光明は (にょらいむへんのこうみょうは)
四大智慧の相にて (しだいちえのすがたにて)
遍く法界照しては (あまねくほっかいてらしては)
衆生の智見を明すなり (しゅじょうのちけんをあかすなり)

南無無礙光仏 (なむむげこうぶつ)

如来無礙の光明は (にょらいむげのこうみょうは)
神聖正義恩寵の (しんせいせいぎおんちょうの)
霊徳不思議の力にて (れいとくふしぎのちからにて)
衆生を解脱し自由とす (しゅじょうをげだつしじゆうとす)

南無無対光仏 (なむむたいこうぶつ)

絶対無限の光明に (ぜったいむげんのこうみょうに)
摂化せられし終局には (せっけせられしおわりには)
諸仏と等しき覚位をえ (しょぶつとひとしきかくいをえ)
大般涅槃に証入す (だいはつねはんにしょうにゅうす)

南無無炎光仏 (なむえんのうこうぶつ)

衆生無始の無明より (しゅじょうむしのむみょうより)
惑と業苦の極なきも (わくとごっくのきわなきも)
大炎王の光にて (だいえんのうのひかりにて)
一切の障り除こりぬ (すべてのさわりのぞこりぬ)

南無清浄光仏 (なむしょうじょうこうぶつ)

如来清浄光明に (にょらいしょうじょうこうみょうに)
我らが塵垢は滌がれて (われらがじんくはそそがれて)
六根常に清らけく (ろくこんつねにきよらけく)
姿色も自ずと潤るれ (ししきもおのずとうるおるれ)

南無歓喜光仏 (なむかんぎこうぶつ)

如来歓喜の光明に (にょらいかんぎのこうみょうに)
我等が苦悩は安らぎて (われらがなやみはやすらぎて)
禅悦法喜微妙なる (ぜんねつほうきみみょうなる)
喜楽極なく感ずなり (きらくきわなくかんずなり)

南無智慧光仏 (なむちえこうぶつ)

如来智慧の光明に (にょらいちえのこうみょうに)
我等が無明は照されて (われらがむみょうはてらされて)
仏の智見を開示して (ぶつのちけんをかいじして)
如来の真理悟入るれ (にょらいのまことさとらるれ)

南無不断光仏 (なむふだんこうぶつ)

常恒不断の光明に (じょうごうふだんのこうみょうに)
我等が意志は霊化せば (われらがこころはれいかせば)
作仏度生の願みもて (さぶつどしょうののぞみもて)
聖意現わす身とはなる (みむけあらわすみとはなる)

南無難思光仏 (なむなんしこうぶつ)

甚深難思の光明を (じんじんなんしのこうみょうを)
至心不断に念ずれば (ししんふだんにねんずれば)
信心喚起の時いたり (しんじんかんぎのときいたり)
心の曄瞳とな成ぬべし (こころのあけとはなりぬべし)

南無無称光仏 (なむむしょうこうぶつ)

如来の慈光被むれば (にょらいのじこうこうむれば)
七覚心の華開き (しちかくこころのはなひらき)
神秘の霊感妙にして (しんぴのれいかんたえにして)
聖き心によみがえる (きよきこころによみがえる)

南無超日月光仏 (なむちえこうぶつ)

智悲の日月の照す下 (ちひのひつきのてらすもと)
光の中に生活す身は (ひかりのなかにくらすみは)
聖意を己が意とし (みむねをおのがこころとし)
三業四威儀に行為なり (さんごうしいぎにつとむなり)

光明摂取の文 (こうみょうせっしゅのもん)

如来の光明は(木)遍く十方の (にょらいのこうみょうは あまねくじっぽうの)
世界を照らして念仏の衆生を (せかいをてらしてねんぶつのしゅじょうを)
摂取して捨て給わず (せっしゅしてすてたまわず)
「念仏三昧」 (ねんぶつざんまい)
「次に総回向の文」 (つぎにそうえこうのぶん)
願わくは此功徳を以て(木) (ねがわくはこのくどくをもって)
平等一歳に施し同じく (あまねくいっさいにほどこしおなじく)
菩提心を発して (ぼだいしんをおこして)
安楽国に往生せん (あんらくこくにおうじょうせん)

至心に回向す (ししんにえこうす)

至善に在す如来よ (しいぜんにましますにょらいよ)
我らは曽て心闇くして (われらはかつてこころくらくして)
如来の在すことを識らざりき (にょらいのましますことをしらざりき)
然るに如来の大悲招喚の声に驚きて (しかるにみおやのだいひしょうかんのみこえにおどろきて)
至る心に如来に帰依し奉れり (ししんににょらいにきえしたてまつれり)
願わくは我らを無限の光明の中に (ねがわくはわれらをむげんのひかりのなかに)
衛会陰の命を与え給え (えいえんのいのちをあたえたまえ)
又願わくは上は如来の聖寵を被り (またねがわくはかみはにょらいのみめぐみをこうむり)
下は一切の同胞に聖寵を (しもはすべてのどうほうにみめぐみを)
頒つことを得しめよ (わかつことをえしめよ)
又我らを悪魔の誘惑よりさけて (またわれらをあくまのいざないよりさけて)
聖き道に向上むことを得しめよ (きよきみちにすすむことをえしめよ)
又聖意を世の同胞にしらしめて (またみむねをよのはらからにしらしめて)
聖きみ光の中に共に安寧を (きよきみひかりのなかにともにやすきを)
得んことを希い奉る (えんことをこいねがいたてまつる)

南無阿弥陀仏 三礼 (なむあみだぶつ さんらい)