九州支部 令和元年5月

3月巡伝報告

《大分地区》大谷 仙覚

◇4日 善光寺 20名
◇5日 蓮華寺 20名

 久しぶりの大分巡伝でした。二ヶ寺様とも法話の後に帰路につくため境内に出ると、お参りの檀家さんにお会いし、もう少し掘り下げた法話の内容や世間話をさせて頂きました。何時ものことですが丸い丸い雰囲気でお迎え下さり心から感謝申し上げます。

《唐津地区》 菅野 浄光

◇20日 安養寺 40名
◇21日 九品寺 70名

 彼岸法要を兼ねての巡伝。安養寺様も沢山の人の参加でした。天候にも恵まれて助かりました。今回2回目の唐津巡伝。前回お伺いした時にご母堂様から、“お父様から五重相伝をして頂きました。”と伺い、父には遠く及ばないがご縁を大切にお話しさせて頂きました。21日は九品院様に・・・。当日の予報は雨でしたが、お天気は晴れ。本堂に一杯の参詣者ですので少し戸惑いました。本堂の改修にかかられるとの事。お念仏の道場の改修は大変でしょうが、新たな道場にもお伺いしたいものです。

《熊本地区》 川端 勝教

◇22日 荘厳寺 30名
◇23日 善樹院 20名

 百花繚乱の中の火の国熊本の巡伝でした。お話は般若心経について。般若=智慧
色即是空・空即是色の色受想行識(五蘊)も同じ空の思想。②往き往き彼岸 彼岸に往きついた覚よ GO TO JODO !パラダイス ①は禅宗的な思想 ②は浄土的な思想 ②浄土宗はぎゃていぎゃてい はらぎゃあてい はらそうぎゃていぼじそわか 往き往き彼岸彼岸に往きついた覚(山本空外上人訳)お浄土に往生させて頂く、その為にはお念仏をお称えして念仏行を行じる。お念仏をしてゆけば心経の智慧が働く様になる。①識は六根と末那識と阿頼耶識の八識 失恋希望絶望(願が叶うか叶わない)識=末那識分かっちゃいるけど止められ無い 執着 阿頼耶識 蔵(地蔵)海底の潮流 ヒマラヤの雪に喩えられる。西田幾多郎先生の「我が心 深き底有り 喜びも憂いの波 とどかじと思う」出来る希望の根本が阿頼耶識 出来ないという失望は末那識。あきらめの人生がスタートするし出来ない人生が始まる。お念仏は阿頼耶識にノックしている。貴方は幸せだよ!私は幸せなんだ!世の中の全てが私の為に生きている。花を見て美しいという気持ちは阿頼耶識から生まれる。現在はAIの時代=人工知能 車・掃除機・人工知能には阿頼耶識の認識が必要である。マサチューセッツ工科大学教授のマービン・ミンスキー氏は、人工知能をやろうとすれば心の動きだけで説明することは出来ない。仏教では此の意識よりも深い心の作用が仏教では説かれているのであり、それが人間の“執着である末那識”と、生命のとしての存在の根本である阿頼耶識です。中でも阿頼耶識が何を「快」に感じるのかの作用の元を生み出しているのです。邪魔をするのが末那識で「不快」を感じる貪・瞋・痴や凡夫の心である。お念仏を通して阿頼耶識を感じたいものです。