山崎弁栄上人百回忌記念慈業

ご挨拶

南無阿弥陀佛 皆様方には御慈光裡にお過ごしのこととお慶び申し上げます

来る2019年は山崎弁栄上人の百回忌の年に正当します 明治 大正の激動する時代に 法然上人のお念仏の道を現代に生かし また西洋思想 科学やキリスト教の真理をも意柔軟(こころにゅうなん)に受容しながら 阿弥陀如来様の光明の生活がもたらす喜びを伝道されました しかしながら 大正九年 伝道先の越後柏崎において「如来は…いつもましますけれども…衆生は知らない…それを知らせに来たのが…弁栄である」と告げられ 如来様のお浄土へ迎えられました

その山崎弁栄上人のご遺志を受け継ぎ また慈恩に報いていく百回忌記念慈業趣意と その慈業内容を 弁栄上人が滞在された御寺院さまや縁のある皆さまにお伝えし ご協力とご賛助を賜りたく 御案内申し上げます

この百回忌慈業は 組織の垣根を越えて 光明会 眞生同盟 為先会 光明学園 などの団体及び 弁栄上人を慕う多くの方が集い 協働しながら慈業を展開して参ります なにとぞこの慈業趣意へのご理解とご協力を頂き 慈業完遂へのご賛助を賜りますようお願い申し上げます

合掌再拝

平成二十九年九月吉日
諸大徳・有縁の各位

山崎弁栄上人讃仰会  代表 金田 隆栄

慈業趣意書 -広がりと深まりと温もりの実践を-

山崎弁栄上人

弁栄上人の御遺稿の中に「将来百年に向かって突進せよ」と「百年」というキーワードが多々見られ 百年後より この光明の教えが広く伝わっていくことを示唆してしているように読み取ることができます その弁栄上人百回忌という勝縁の時に臨むにあたって そのご遺志を受け継ぎ 慈恩に報いていく為 弁栄上人の顕彰を通して 念仏策励(さくれい・まり)と念仏弘通(ぐづう・がり)とを 和合の中(もり)に 共々に励まし合い 慈業を「突進」して参りたいと存じます

弁栄上人はその時代の人を導く為に 現代的にお念仏のみ教えを説かれました 往生浄土の教えを真に体得確信するためには 平生の生活において お念仏の生活に親しみ 現世から如来さまに育まれていく「光明の生活」を強調されました それは「いけらば念仏の功(こう)つもり」との法然上人のおおせと相通ずることであり その「功」がどのようにつもっていくかを分かりやすく説かれたのでした それゆえに あたかも光線がプリズムを照射して 色々な美しい光を発するように 上人の説く教えは 賛否をも含めて多様に受けとめられることもありました しかし 直接 上人にお目にかかり その光明に包まれた温かなお人柄やみ教えに触れ 現代のお釈迦さま 法然上人の再来だと喜び 法友になっていき お念仏の縁が種子播かれて 時代と人心とが相応する信心の輪が おのずから形成されていきました そのような上人の円満なお人柄をお手本としながら 「如来は…いつもましますけれども…衆生は知らない…それを知らせ」るというご遺志を しっかりと受け継いで参りたいと存じます

あらゆる宗教宗派が 対話と共鳴をしつつある現代において 弁栄上人は 百年も前より 修行法や思想は異なるとも その対話と共鳴が可能なことをお示し下さっています その温かな上人の和合の心と そのご遺志を受け継ぎ 実践していく決意を「業」の文字に込めさせて頂きました

したがいまして 百回忌慈業趣意は 平生と別時の念仏策励をもって信仰をめていく慈業と さまざまな方法をもって弁栄上人のみこころをめていく慈業に分け それを怨親(おんしん)平等に 恭敬の心をもって かな和合の中に勤めて参ります

合掌再拝  平成29年9月吉日

深まりの慈業

一、百回忌記念法要
弁栄上人の設立された光明学園にて百回忌記念法要を開催いたします。また、眞生同盟が主体となっておこなう増上寺念仏フェスティバルも協働してまいります。多くの方と縁を結ぶ広がりの慈業でもありますが、法友同士の縁をさらに深める機縁になればと存じます。
うまれてはまず思い出んふるさとに ちぎりし友のきまことを 法然上人
①百回忌記念法要
日時 2019年5月11日~13日
11・12日は光明学園にて記念講演・シンポジウム・音楽法要を企画しています
13日は遺跡参拝を企画しています
②念仏フェスティバル
日時 2019年10月増上寺にて開催予定
弁栄上人百回忌、観智国師四百回忌、聖冏上人六百回忌を併修
左:光明学園弁栄上人像
右:増上寺光摂殿山崎弁栄上人遺墨展の様子(90回忌の際)
二、厳修別時念仏会の開催
 弁栄上人との縁の深い二つの会所にて勤めてまいります。知恩院勢至堂そして、弁栄上人開山の愛知県三河法城寺にて、為先会という若手僧侶主催の弁栄上人ご正当別時にも協働してまいります。
①知恩院勢至堂別時念仏会日時
2019年10月27日予定
②為先会十日間厳修別時念仏会日時
2019年11月26日~12月5日まで愛知県法城寺にて
為先会厳修別時念仏
三、「掛仏」と「三昧仏」の作成
 現代日本の住環境を考えたとき、祈りの空間のある家が甚だ少ない印象があります。若い人の家には仏檀がなく、祖父母のいる実家に帰省してはじめて手を合わせるということが多いようです。これでは、手を合わせ、お念仏する大切な習慣を身に付ける環境すら整っていません。
弁栄上人は私達が如来さまをお慕いできるように麗しい姿の仏様を多く書き残して下さっています。その仏画について弁栄上人は、この世を去った後も「仏画は数百年にわたりて、数多の人に結縁せん」とおっしゃいます。その仏画を現在、全国の御縁の地に赴き調査撮影をしております。この仏様を複製し多くの方に結縁し、お念仏の喜びを深めていただけたらと念願しております。仏壇を安置するスペースと高額な仏壇を購入することはハードルが高すぎます。そこで、壁さえあれば御安置できる「掛仏(かけぼとけ)」を作成して参ります。
また、日々お念仏の生活を深めて頂く為に、オリジナルと同じ大きさの「三昧仏」さまも作成して参ります。
左:三昧仏複製
右:掛仏 先祖や戒名も左右に記入できます

広がりの慈業

四、書籍の出版
①岩波文庫版『人生の帰趣』 出版協力と支援
弁栄上人の思想を広く世間に周知して頂く為に、この度、岩波文庫より『人生の帰趣』が出版されることになりました。その校正の協力と購入による協力をして参ります。
②『山崎弁栄上人遺墨集』の出版
平成二十六年より行っている弁栄上人遺墨調査により、千点以上の弁栄上人の掛軸・御手紙や遺品などを発見し調査してまいりました。その調査の集大成を『弁栄上人遺墨集』として出版して参ります。
③『山崎弁栄上人著作集』の出版
弁栄上人御遺稿集は田中木叉上人のご尽力により出版されているものの、弁栄上人の思想の変遷が時系列で分かる資料が未だありません。そこで、弁栄上人の印行されたものを中心に、執筆年時が判明しているものを時系列に掲載した『山崎弁栄上人著作集』も出版して参ります。調査により新に発見された資料も掲載予定です。
五、遺墨展の開催
 弁栄上人遺墨調査により発見された、珠玉の作品百点を東京の名刹寺院、両国回向院さまに集結します。ここは弁栄上人と縁の深い福田行誡上人住持の寺院です。福田行誡上人の作品も合わせての展示を企画しています。
日時 2019年5月に展示予定です。
遺墨展展示予定の弁栄上人御遺墨
六、ホームページの開設
 弁栄上人を分かりやすく知って頂く、その玄関口になるホームページを開設して参ります。また、多くの弁栄上人の慕う方が集う場とし、情報発信の拠点にして参ります。

委員・発起人・協賛

企画・実行委員
矢野司空(委員長)
土屋正道
石川乗願
志村念覚
鶴山恒教
亀山政臣
金田昭教
鶴山豊教
西悠哉
酒井正空
発起人(順不同 敬称略)
山崎弁栄上人讃仰会代表 金田隆栄
浄土宗大本山金戒光明寺法主 高橋弘次
浄土宗大本山増上寺執事長 友田達祐
眞生同盟主幹 土屋光道(法嗣のご希望)
光明会副首 鶴山瑞教
光明園園主・大正大学前教授 大南龍昇
臨済宗仁照寺住職・島根県立大学短期大学部名誉教授 江角弘道
大乗淑徳学園理事長 長谷川匡俊
仏教大学教授 藤堂俊英
カトリック教会司祭・神父 加藤智  
批評家・山崎弁栄記念館館長 若松英輔
神社本庁神職 佐倉聡
九州光明会代表 菅野俊光
光明会近畿支部長 佐野成昭
光明会関東支部長 伊藤力
在日ベトナム仏教信者会代表理事 グエン・ティ・ユウ
為先会代表 今井英之
協賛
光明学園相模原高等学校

勧募のお願い

慈業完遂の為 よろしくお願い致します
1口1万円となります ※何口でも構いません
勧募目標 3,000万円
勧募期間 2019年12月4日まで
ゆうちょ口座 記号15110 番号51330721
名義 山崎弁栄上人讃仰会

山崎弁栄上人讃仰会

〒470-2204
愛知県知多郡阿久比町宮津字宮本73 谷性寺内
TEL 0569-49-4001
FAX 0569-49-4002
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